社内報担当者に初めて指名された時の準備する基本の項目と要点の準備を紹介します。社内報のデザイン作成する手順や必要性を整理することで、社内報担当者が必要とされる役割を理解しやすくなります。
社内報のデザイン作成【初めての社内報作成】準備と要点の解説
2023.2.3:更新 2023.1.18:作成
目次
社内報作成に欠かせない項目を理解する。
社内報担当者に指名され際に、どのようなところから手をつけていいのかわからず悩んでいる方も多いと思われます。社内報を多くの人に読んでもらうためにどのようなことを押さえて進めていけばいいのか分からないことかと思います。そこで今回は社内報の企画デザイン作成の進め方など社内報作りの基本を解説していきます。
社内報を実際に制作する際にはどのような流れで進めていけば良いでしょうか。ここではいくつかのステップに分けて解説していきます。
1.社内報の目的と重要性を知る。
発行の目的を明確にするということ、なぜ「社内報」「グループ報」を発行するのかということを理解する事は大切な条件です。
目的の不明確な社内報は、読者である従業員に興味がわきにくくなります。いいかえれば何の感動も与えないという結果をうみがちです。それでは、社内報作りに携わった方々の苦労も報われませんし、時間と予算のムダ遣いになってしまいます。
読者の想いを感じるために社内報担当者は経営陣、社員に社内報作成に加わっていただいて「社内報」についての考え想いを共有する事も方法です。
社内報発行の企画の一般例
- 社内コミュニケーション。
- 情報、課題の共有。
- ビジョンの統一。
2.社内報の企画施策のポイント。
社内報の企画をでもどんな風に作成していいかわからない……。というお悩みを持っている方はいないでしょうか。企画は社内報作成の目的を相手に伝えるための大切な要素です。どうすれば興味を持ってもらえるのか、どうすれば伝わりやすいのかを考えながら作らなければなりません。社内報作の効果・メリットを理解し社内報作成の方向性を確認することで企画が検討の精度が上がってきます。
企画作成も臨機応変に対応する必要があることが多く、常日頃からネタを集めておくと有効です。
社内報発行の企画の一般例
- 社員同士のコミュニケーション活性化企画。
- 社員紹介、新入社員紹介。
- 会社の取組み、理念紹介企画。
- プロジェクト、部署業務内容紹介企画。
3.デザイン作成スケジュールと管理方法を知る。
社内報の制作が決まると、予算とスケジュールに関する年間計画が求められます。
予算とスケジュールでどのような内容の社内報制作が可能か理解することが社内報担当者の役目となります。もちろん一人で決めることは不可能です、担当者は社内報制作会社と相談しながら日程、予算を決めたりなどし計画を進めていきます。
予算は、社内報の内容に関係します。頁数の変更はデザイン費や印刷費に反映されます。社内報作成の計画が進めば進むほど予算も固まり、社内報の仕様の変更は困難となります。社内報の目的、企画、予算を計画段階で把握し、どのような社内報にしたいのか理解、イメージしておくことが重要です。
スケジュール管理は、編集作業は遅れるケースが多いようです。いつまでに、どのような原稿を集めるかという目標を立て社内報作成のスタートからしっかりした日程表を作成しておくことが重要です。
社内報完成までアウトラインの一般例
- 年間スケジュールを作る。
- 制作スケジュールを作り共有する。
- 年間を通した企画を検討する。
4.過去の社内報を分析、目的を明確にするヒント。
実際の社内報制作を始める前に、まず社内ほうの現場を振り返る意味でこれまでの社内報の分析を始めてみるのはいかがでしょうか。
担当者の仕事として、企画策定、編集作業は時間のかかる作業のひとつです。社内報のリニューアルの際などには過去の社内報を改めて読んでみることも大切な作業です。初めて社内報を作る会社ではグループ会社、身内の勤務先の社内報を見せてもらう方法もあります。さらに、会社の歴史に詳しいOBや社内報編集委員と打ち合わせを重ねることで社内報の方向性が明確になります。
企画の再検討や具体的な目的をもって資料収集、編集依頼の手配をすれば、依頼される方もはっきりとした回答や原稿作成ができ、結果読者に伝えたい事が伝わる社内報になっていきます。
これまでどのような企画を取り上げてきたのかそのことが正しく伝わっていたのか評判はどうだったのかなどを踏まえながら社内報を読んでみてはどうでしょうか。そのようなことを把握しておくことで、これからの社内報作り作りに生かせるかと思います。
社内報の内容を検討する方法の一般例
- これまでの社内報の企画を確認。
- グループ会社などの関連会社の社内報を確認。
- 社内報が現在の組織にリンクしているか検証。
- OB・OGの声を聞く。
5.多くの社員に参加してもらい、孤独にならない。
社内報作成には、実にさまざまな細かい作業が伴います。企画、コンセプト作りから始まって、日程表、制作スケジュール作成、資料収集の方法、集まった資料の整理、取材や撮影、原稿作成や校正作業など、すべての作業に関わるのは社内報担当者です。
もちろん、一人ですべてを管理することは難しいのでプロに任せるところは任せ「一緒にいい社内報を作りましょう」という気持ちで社内外のスタッフとのコミュニケーションを通していい人間関係、信頼関係を築きひとつのチームとして社内報作りを進めることが重要です。
社内報を作る際のコミュニケーションの一般例
- 外部スタッフを有効に活用する。
- 社内の情報、課題のみんなで共有。
- コミュニケーションを頻繁に行う。
まとめ。
社内報を作成するうえで確認すべきポイントはいくつもあるのですが、ここでは基本的なものをご紹介しました。このようなことを知っておくだけでも社内報作成スケジュールがスムーズに進行するようになります。
社内報は一人で作るのではなく多くの人が関わることになります。関係者の皆さんの要望に応えるのも大切ですが、優先順位を決めて作成しないと行き詰まってしまいます。今回ご紹介した点を踏まえながら社内報作りを進めてみてはいかがでしょうか。
当社は1976年設立から培ったノウハウを生かし、さまざまな企業の社内報制作をお手伝いしています。ヒアリングを重視した支援体制で、紙・Web社内報の企画作成、取材、原稿作成、成果測定まで一貫してサポートが可能です。社内報作成にに課題を感じた際には、お気軽にご相談ください。
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